【映画レビュー】CGなんていらない!80年代の名作(迷作)ホラー3作品

1月 29, 2020

1980年代は映画全盛期と勝手に思っているのですが、今回はその中でもお気に入りのホラー&パニック系の名作(迷作)をご紹介させていただきます。

ちなみにこの時代CGなんてものはなく、特殊メイクや特殊技術(造形物)などでリアルに表現されていました。

当時はこの手作り感でも十分怖さを感じていたのですが、今のCG技術に慣れてしまったことであの時代の作品を観ると、なんだか怖さより温かみを感じます(笑)

では80年代に観る人を恐怖?に陥れた作品を紹介していきます。

チャイルド・プレイ

まずは映画を観たことがないという方でも認知度の高い作品「チャイルド・プレイ」です。

ストーリーは凶悪犯が刑事におもちゃ屋さんに追い詰められて、死ぬ間際に黒魔術的なもので人形に自分の魂を移します。

その人形がある少年にプレゼントとして渡されてしまい、その少年のまわりで次々に事件が起こる、、、

ぬいぐるみが動くのはファンタジーな感じでいいですが、人形が殺人鬼とか考えただけでもゾッとしますよね。

この人形が「チャッキー」という名前なのですが、名前を聞いたことがある人も多いと思います。

このチャッキーが大暴れするのですが、いろんな方法でリアルに表現されめっちゃ怖い、、、と同時になにかコミカルな感じもあるんです。

実際にこの映画はシリーズ化され、2019年の新作では「A.I」が搭載されたチャッキーが大暴れしてます(笑)

このようにチャッキー君は当時から大人気で、等身大の人形やさまざまなグッズが発売され、いまだに愛され続けています。

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トレマーズ

次にご紹介するのは若かりし頃のケビン・ベーコン主演の「トレマーズ」です。

ストーリーは突然変異の巨大ミミズ?が田舎の町を襲うという話で、振動に反応して地中から突然襲ってくるため逃げることもできず、、、的な感じです。

まずはとにかくケビンベーコンが若い(笑)

この作品ももちろんCGなんて使わず巨大なミミズが大暴れしていて、地中を移動するシーンなどもリアルに表現されています。

あとこの作品はホラーというよりコメディ要素も入っていて、登場人物も個性的で楽しめます。

住人に武器マニアの夫婦が出てくるのですが、この夫婦が大活躍しすぎて主演の二人より人気が出てしまったみたいです(笑)

ちなみにこの二人です

この映画も人気がありシリーズ化されてますが、配信で観られるのはこのパート1ですらレアなので早めのご視聴をおすすめします。

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バタリアン

次はB級ホラーの名作(迷作)と言っても過言ではない「バタリアン」です。

軍の化学薬品によって死体がよみがえり、人間の脳みそをもとめて襲いかかるというストーリー、、、

今でこそ「ウォーキング・デッド」のようなゾンビ作品は多いですが、当時はまだジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」ぐらいしかなかった気がします。

ロメロ監督のゾンビと比べてコメディ要素が入っていることが人気につながったのは間違いないですね。

あと日本で1980年後半?ぐらいに流行語にもなった「オバタリアン」はこの映画のこのキャラ↓から生まれてます。

ちなみにオバタリアンの意味は「 庶民的で羞恥心のない中年女性を風刺したもの 」らしいです(笑)

あとこの作品で語られることの多いラストシーンは、ブライアン・デ・パルマ監督の「フューリー」のような衝撃がありますね。

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今回の「CGなんていらない!80年代の名作(迷作)ホラー3作品」いかがだったでしょうか。

B級映画が好きなら避けて通れない作品ですね。

今の特殊撮影の技術は本物かニセモノかもわからないくらい進化しています。

今回ご紹介した作品はチープさもありますが、最新技術には出せないものがあると思っていて、それがリアルに感じたり新鮮な気持ちになるんですよね。

今後もこういう当時の名作(迷作)を知らない人たちに出来るだけ多くの作品をご紹介していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

※ 本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。